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執筆者の写真kawata432

3Dプリンターの天敵


こんにちは、かわちゃんです。

今日は3Dプリンターの天敵について、お話をします。

3Dプリンターの天敵…それはずばり

「使ったことがない人からの過度な期待」

である。

具体的には、次のような期待が天敵です。

⚫︎3Dプリンターはなんでもできる!

⚫︎どんなに複雑な形もちょちょいのちょいでしょ!

⚫︎簡単なんだから、ちょっとやってよ!

⚫︎ラピッドプロトタイピングって言うくらいなんだから、速いんでしょ?!

勘弁してくれ〜!!

そういう期待が……面倒くさいことになるのだよ。

魔法の箱と思われがちな3Dプリンターですが、実際はそんなことは全然ない。

例えるなら、紙とペン使ってた手書きの漫画家さんが、パソコンとペンタブを使ってデジタルで描くようになったくらいの感じ。

元々絵が下手くそな人でもパソコンなら描けるか…というとそうではありませんよね?

3Dプリンターも一緒で、自分で形を考えられない人、デザインできない人、設計できない人が、オリジナルの何かを作れるようになるかというと、作れるようにはならないのです。

そういうわけで、勉強は大事です_(:3」z)_

ちなみに、多い天敵について雑に解説。

⚫︎3Dプリンターはなんでもできる!

→3Dプリンターにも造形方法の違いによる種類があって、できることが違う。“なんでも”というのは、人が手作業で作るよりは形の制限が少ないという意味(多分

⚫︎どんなに複雑な形もちょちょいのちょいでしょ!

→3Dプリントするデータを作るのは人間です。複雑な形を作るのはやっぱり複雑です。あと、3Dプリンターはそれを作ってくれるかもしれませんが、プリントが終わった後の後処理で人間が壊す…無理…というパターンもあります。

⚫︎簡単なんだから、ちょっとやってよ!

→簡単なら自分でやらんか💢

⚫︎ラピッドプロトタイピングって言うくらいなんだから、速いんでしょ?!

→3Dプリントにかかる時間を伝えると、だいたい「ええ!なんでそんなにかかるの?」と言われます。ラピッドという言葉に騙されないでください!それは金型が必要な場合に比べてラピッドというだけです。金型作らなくても、そこそこの精度で試行ができるようになったことがすごいのです。私は金型作るのにどのくらい時間がかかるか知りませんが。お金もかかるみたい。

以上、3Dプリンターの天敵紹介でした。

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